赤旗に連載されている橋本宏子先生の「働く女性の保育所づくり」にて、無産者託児所(1931~)の保母が治安維持法で検挙されていることを知る。
「婦人が解放されること」「子どもの生存権を守ること」などの李ねんで父母が協力しあい、生後1年から学齢までの児童を午前7時から午後6時まで保育しました。2年後、治安維持法によって保母が検挙され閉鎖しました。
無産者託児所は新興教育運動(プロレタリアート教育運動)の一環として設立されたものだから、保母は反体制活動家の尖兵とみなされたのだろう――そして実際に、保母さんらは権力に唯々諾々と従うような奴隷教育を拒否したのだろう。
塚本幼稚園幼児教育学園が愛国方向にとがっていたのと同じように、無産者託児所は左方向にとがっていた。
今や教育無償化が少子化対策の一環として政治課題になっているが、無償化と引き換えに教育の国家管理が進んでしまうのではないかと懸念もしている。
治安維持法で教師や保母が多く逮捕された歴史を軽くみるべきじゃない。
15日の参院予算委で財務省幹部が成田氏の起用理由を「発信力を有し、経済に関する見識と実績を持つ」などと説明していた――にもかかわらず、本日参院財金で財務相が手のひら返し。
なにかあったねこれは。
3議員は簗和生、宮沢博行、鈴木英敬各氏。いずれも政治資金収支報告書の記載漏れがあった。宮沢氏が「多大なる声援をもらっている」と反応すると、野党側は「ふざけるな」とヒートアップ。一時騒然としたが、審議中断などはなかった。
微塵も悪いと思ってないな、ウラガネ議員。
本日東京高裁で実刑判決(控訴棄却)が出た秋元司もそう。
贈賄側2名が有罪確定してるのに、まだ無罪を主張してる。