耳日記

ひともすなる日記というものを、犬もしてみむとてするなり。

2017年03月

朝から雨で、ちょっとボンヤリ。
技術者が忙しくすぐ来てもらえないので、復旧のメドも立ちません。

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▲タバコ、吸いすぎじゃないの。

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▲聞いてないわね。

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▲「ブッ」。

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▲……屁した?

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▲した。

けらさんには受動喫煙防止条例とともに、屁拡散防止条約の締結をも求めていきたいと思います。
 
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午後から雨が降り、寒い1日でした。
春分の日なのに。

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▲チンタローの言い訳を聞きながら、

チンタロー、脳梗塞の後遺症で字を全部忘れたそうですね。
証人喚問の意味なし。

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▲痛くもない腹を探られました。

午後、けらさんはピーナッツやヨーグルトを買いにトライアルに行きましたが、買わずに戻ってきました。
トライアル、なんと火事です。
今後どこでレバー等を買えばいいのか、ヨーコとけらさんは話し合っていましたが、すぐ鎮火したようで。
出火場所はトイレ。
放火かもしれません。
なお、けらさんは出掛けにユーイチローさん(消防隊)に会ったのに、トライアルが火事なのを教えてもらえなかったのでムクれていました。
しかもユーイチローさん、消火活動に行く途中だったのに。
まあ、忘れられたのでしょう。
ガンバロー。
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▲ヤバイ満開。

朝は3℃。
日中は18℃もあって、暖かでした。

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▲春はいいわねえ。

昨18日に、福島第一原発1号機格納容器の底のデブリ調査が行われたのですが。


東電によると、毎時1.5シーベルトの放射線量は18日に投入したロボットが作業用足場からつり下げた線量計によって測定。測定場所は格納容器底部から1メートルの高さの水中で、同じ線量を人間が浴び続ければ、5時間弱で死亡するほどの値だった。

5時間でヒトが死ぬ危険物が、本州のど真ん中に。
万が一水が抜けたら、日本は終わり?


東電が公表した写真では、水中にポンプのバルブとみられる物も写っていた。格納容器底部に堆積物があるかどうかは不明で、今後周辺の放射線量などを測定し、デブリの有無を調べる。

事故から6年を経ても、まだ事故の全容すらつかめてないわけですよ。
どのくらいの危険物があるかすら把握していない、収束のスタート地点にすら立ってないわけです。
この状態で再稼動を主張するヒトの気が知れません。

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気温は2~14℃でした。

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▲まだ肌寒いですが。

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▲野梅はもうすぐ満開。

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▲桜のツボミも膨らんできました。

ウサギの皮の食べ過ぎで下アゴがガクガクしてますが、わたしは元気です。
一日一善! 
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▲やりましたね。

福島第1原発事故で避難した住民が国と東京電力に計約15億円の損害賠償を求めた裁判(原道子裁判長)の判決が、前橋地裁で出ました。
判決は津波の予見可能性があったと認め、国と東電に約3855万円の支払いを命じました。
一部勝訴でありますが、初めて国の賠償責任を認めた判決ですので、他原発関連の訴訟にも影響を与えること必至であります。
原告は、避難指示区域に住んでいた25世帯、区域外から自主避難した20世帯の計137人。


地震や津波対策で国や東電に過失があったかが最大の争点だった。判決は、国には津波の予見可能性があり、遅くとも2007年8月時点で規制権限を行使すべきだったと判断した。
原告側は、政府の地震調査研究推進本部が大規模地震の発生確率などを示した02年の「長期評価」に基づき、東電が08年に15.7メートルの津波到来を試算していたと指摘。06年には旧原子力安全・保安院などが設置した勉強会で全電源喪失のリスクを検討し、「国や東電は津波を予見し、事故を回避することできた」と訴えていた。

06年に判っていた「全電源喪失のリスク」については、共産党の吉井英勝衆議院議員(当時)が「巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問主意書」で、時の政府の認識を問いました。
2006年12月20日付。

政府は、巨大地震に伴って発生する津波被害の中で、引き波による海水水位の低下で原子炉の冷却水も、停止時の核燃料棒の崩壊熱を除去する機器冷却系も取水できなくなる原発が存在することを認めた。
巨大な地震の発生によって、原発の機器を作動させる電源が喪失する場合の問題も大きい。さらに新規の原発で始められようとしている核燃料棒が短時間なら膜沸騰に包まれて冷却が不十分な状態が生じる原発でも設置許可しようとする動きが見られる。また安全基準を満たしているかどうかの判断に関わる測定データの相次ぐ偽造や虚偽報告に日本の原発の信頼性が損なわれている。原発が本来的にもっている危険から住民の安全を守るためには、こうしたことの解明が必要である。
よって、次のとおり質問する。

一 大規模地震時の原発のバックアップ電源について

1 原発からの高圧送電鉄塔が倒壊すると、原発の負荷電力ゼロになって原子炉停止(スクラムがかかる)だけでなく、停止した原発の機器冷却系を作動させるための外部電源が得られなくなるのではないか。

以下略しますが、この4年後の福1事故(全電源喪失→メルトダウン)をまさに予見する質問でした。
で、対する答弁は。

我が国の実用発電用原子炉に係る原子炉施設(以下「原子炉施設」という。)の外部電源系は、二回線以上の送電線により電力系統に接続された設計となっている。また、重要度の特に高い安全機能を有する構築物、系統及び機器がその機能を達成するために電源を必要とする場合においては、外部電源又は非常用所内電源のいずれからも電力の供給を受けられる設計となっているため、外部電源から電力の供給を受けられなくなった場合でも、非常用所内電源からの電力により、停止した原子炉の冷却が可能である。

「全電源喪失のリスク」を軽く一蹴してしまっています。
答弁したのは時の総理大臣、安倍晋三です。
この時適切な対応をせずに福島に惨状をもたらしてしまった――その反省もなく原発を再稼動させ、放射能汚染水はアンダーコントロールとウソを吐き、しゃあしゃあと海外で原発のセールストークを繰り返すなど、鬼畜としか言いようがありません。
再稼動するのであれば、せめて福1事故被害者の全員を救うことが絶対の最低条件ではありませんか。
司法は政治の圧力に屈することなく、真っ当かつ現実を見据えた判断を下していただきたいと思います。



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