台風、直撃は免れたようです。

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▲ふう。

風のおかげでワリと涼しく、最高気温は33℃でした。

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▲おっ、なんだあの空は。

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▲ひんがしの空はピンク。

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▲おお神々しい。

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▲夕焼け。

こういう夕焼けを見ると、黒澤明監督の原爆映画「生きものの記録」のラストシーンが思い出されます。
原水爆と放射能に恐怖を感じる、とある老人が主人公(三船敏郎)。
老人は工場経営者で妾も複数いるような精力的な資産家なのですが、原水爆と放射能の恐怖から逃れようとブラジルに家族で移住しようと計画します。
しかし家族は、放射能なんてどうでもいいんですね……もしくは、“ただちに健康被害はない”とタカをくくっている。
そして、老人の恐怖を被害妄想だとするわけです。
このままだと老人はひとりで資産をブラジルに持っていってしまいますから、そうさせまいと子供たちは老人を禁治産者にします。
財産を自由に使えなくなった老人は、工場に火を放ちました。
子供たちは老人が狂ったのだとして、精神病院にブチ込みます。
さあ、精神病院で老人はホンモノの狂人になってしまいました。
老人は原水爆のない地球外の惑星に移住したのだと信じて、病院の窓から沈む夕日を見てこう、叫ぶのです。
「ああ地球が燃えとる、地球が燃えとる!」


広島は6日、被爆72年となる「原爆の日」を迎えた。広島市中区の平和記念公園で平和記念式典が開かれ、広島市の松井一実(かずみ)市長が「平和宣言」を読み上げた。7月に採択された核兵器禁止条約の締結促進を目指し、日本政府に「核保有国と非核保有国との橋渡しに本気で取り組んでいただきたい」と求めた。一方、安倍晋三首相は条約には言及しなかった。

安倍首相はあいさつで「唯一の戦争被爆国として、『核兵器のない世界』の実現に向けた歩みを着実に前に進める」と語るにとどまった。式典後の会見では「核兵器国と非核兵器国の立場の隔たりを深め、核兵器のない世界の実現をかえって遠ざける」結果になるとして、条約への署名・批准はしないと明言した。

ああ地球が燃える、地球が燃える!
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