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▲少しは私に愛をください(小椋K)。

本日は、東日本大震災の日。
7年が過ぎました。
けらさんは当時千葉県柏市におり、ヨーコは東京は湯島にいました。
揺れて恐ろしい思いをしたし、電車も止まっていて帰宅するにも大変でしたが、当時はまだその恐ろしさ、大変さが本当にわかっていなかったようにも思います。
あれから7年も経っているのに、当然変えるべきことがまったく変えられずにいる恐ろしさ、大変さが身に染む今日この頃です。

【ゲンダイ】
この国はもう復興を諦めた? 政府文書から見えてくる「福島の未来」
復興の成果を自画自賛しているが…

政府はもう、原発事故を起こした国の責任というものを感じなくなっているのではないか。いやそれだけではない。もしかすると、もう一度同じような事故を起こす可能性についても。

原発事故を起こしてはいけない。人々を被ばくさせてはいけない。危険にさらしてはいけない。そういう当たり前の感覚が、政治の中で風化し、失われつつあるのではないか。

むしろ「なんだ、原発事故といってもこの程度ではないか」「被害といったってこれくらいじゃないか」「原発のリスクなどたいしたものではない」――そんな奢った感覚が、この国の中に頭をもたげはじめているような気がしてならない。

いや、原発事故に限ったことではない。

貧しさで苦しむ人を作ってはいけない。不当な差別が生まれる環境を作ってはいけない。人々の税金を大切に生かし、適切な政策を立案していかなければならない。この国の安定と持続を、確実にしっかりとはかっていかねばならない。

――そういう政治を担うにあたっての当たり前の責任感覚が、だんだんと現場の中から失われはじめているのではないか。

そうした政治の変質が、矛盾だらけのおかしな復興政策を生んでいる根本にある気がしてならない。

「政治の変質」は、しかし国民が望んだものですよね。
反原発を掲げて野田政権を退陣に追い込んだ挙句の、安部政権復活。
モリカケ問題を抱えながら、2017年秋の衆院選での自民党政権継続。
国民が望んだか――もしくは、国民の政治音痴なんでしょうか。
いずれにせよ国民こそ「当たり前の責任感覚」を持たないとこのファシスト政権が続くだけだと思います。



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