天気晴朗なれども肌寒く。

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▲お日様、ありがとうございます。

本日は収穫したパセリと人参葉を食べましたが、めっちゃうまい。
自家種子が使えなくなるとか、亡国法としか思えません。



意外に思われるかもしれませんがその正体は中国(中華民国)空軍のB-10双発爆撃機2機でした。徐 煥升大尉を隊長とするB-10および12人の飛行士たちは5月19日深夜に浙江省寧波を離陸、ラジオ局の電波を利用した航法で夜間飛行し、熊本、佐賀、佐世保、福岡など九州北部のいくつかの都市に対して未明の空襲を実行。そして2機とも翌朝には無事帰還に成功しています。
この空襲による日本側の被害は皆無でした。なぜならば2機のB-10が本土の都市部に投下したものは爆弾ではなく、100万枚にも及ぶ日本軍を非難したチラシと照明弾であったからです。

本土初空襲、昭和17年だと思っていました!
昭和13年5月20日だったのか!

チラシの威力は爆弾の破壊力よりもはるかに巨大でした。蒋介石はこの作戦を「人道爆撃(轟炸)」と称しました。つまりチラシしか撒けなかったという事実を逆手に取り「日本軍が中国人を殺しても、我々は日本の民間人を殺さない」というプロパガンダに見事転換してみせたのです。そして「人道爆撃」は国内外に大きく宣伝され結果として中国軍、民の士気は大きく高まり、また国際世論においても同情を誘うことに成功します。

そして対する日本はお返しに重慶を爆撃し、国際的な孤立を深めるんですね。
実に示唆に富む話であります。
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